へちゃっぷりんの限定公開blog

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質疑応答会前に確認する事項一覧

<このページについて>

 このページは、青山との協同企画への対象者の方が、企画への参加を検討する際に必要と思われる情報をまとめたページです。

【当企画について】

「企画趣意書」

 以下の白い四角枠内のリンクよりご覧いただき、内容を把握してください。

 ※不明点や確認したいことは青山までご連絡いただくか、別途「質疑応答会」にて回答します(「質疑応答会」を希望される場合も日時等を青山へご連絡ください)。

 また、併せて【インプロについて】以下の内容もご参照ください。

 

workflowy.com

 

※【企画趣意書】の読み方(下記図参照)

1 「・」の周りに薄く〇があるものは展開(開く)できます

  ⇒図では「中身(本論)」は既に展開されている為に薄い〇がありません

2 展開する際はその項目にカーソルを合わせ、表示される「▸」をクリックしてください
  ⇒図の赤い囲みのものです
3 展開を閉じる際は、その項目にカーソルを合わせ、表示される「▾」をクリックしてください

 

【インプロについて】

インプロの概説

 こちらからインプロの概説を一読し、インプロとは何かを概念的に把握してください。

 

インプロのざっくり系譜

>インプロの3巨人

 下の系譜を見る前に、インプロの発展に寄与した以下の3人について把握してください。 

 Viola Spolin(1906-94)

 Del Close(1934-99)

 Keith Johnstone(1933-2023)

>ざっくり系譜動画

 こちらにて、インプロの発展の経緯をYouTube動画(3本)で確認できます。
 (おまけ:へちゃっぷりんのインプロの系譜)つきです。

 ・1本目(約12分)、2本目(約11分)、3本目(約17分)、計約40分

 ※突貫工事で撮影したので、やや不正確な部分もあります。内容を覚えるのではなく、インプロがどのように生まれて今日に至っているかの概略が分かればOKです。
 

実演動画(過去公演より)

 「インプロのパフォーマンスってどんな感じなの?」というイメージをつかむ為の参考動画(青山のコメント付き)です。
 ※演技については訓練してない人もいるので、そこではなくて各ゲームやフォーマットの仕組みに注目し、自分だったらどんな感じになるかな?と想像しながらご視聴ください。

 

<つかみ>

『オープニング①』

『オープニング②』

 台本芝居では基本的に存在しない『つかみ』。イメージしにくいと思うのでご覧ください。
 ※へちゃっぷりん補足:あくまで例です。実際には自身の良さを活かすのが好ましいです

<ショートフォーム>

『誰と誰っぽい?』
お客さんに役や関係性を指定されて始めるのが面白いのと、「自分はこういう風にお客さんから見えるのか…」という発見あり。青山は「優しいお父さん役」と言われて、戸惑ってやった経験があるそうです。

 

『ワンサウンド俳句シーン』
お客様からお題を貰って、プレイヤーが好みの物をチョイスして、一文字ずつ話してタイトルを決める。
物凄くシンプルな作り方で、考える時間なく始めるエチュードような感じですが、シーンが終わった後に「出てきてくれると信じてた」というのがインプロの醍醐味だと思いました。

 

『お話どろろ』
お客さんと一緒にやったゲーム。他のゲームもそうだと思うんですが
・お客さん目線だと「あぁこういうゲームなんだな~」なんて1回で伝わるけれど
・自分が初めてそのゲームをやってみた時は「あれ?!どういうこと?!」と突然テンパる不思議
こちら文を繋げるだけのシンプルなゲームですが、自分でやるとなると『ちゃんと…何か…気の利いたセリフないかな?思いついたけどこんな台詞でいいのかな?』なんて考えてしまうかも知れないですが
「僕は激怒した」
くらいの気持ち大事なんだなと思えると思います。
※へちゃっぷりん補足:「~激怒」はインプロでは①大胆な選択をする②ステークス(掛け金⇒期待)を上げる、という技術になります

 

『タイプライター』
舞台上の役者が役に没頭できる。演出が稽古中に適宜演出入れてる感じがするので、役者はこのゲーム好きになる…のかな?
動画を見て頂きながら
①俳優として役の気持ちの流れ、
②タイプライターを打ってる女性視点
この2つで見てもらえると更に楽しめると思います。

 

『ペーパーズ&ソングストーリー』
インプロを知らない方にも、やや認知度のある?ペーパーズ。お客さんに書いてもらった紙を舞台上で読むアレです。
動画内でペーパーの内容を「全員」で活かしているのを見て欲しいです。ゲームの構造上、どーしても強引に繋げることもあって…誰かが読んだペーパーを、その人だけでどうにかするのは、どん詰まりになる事が多いので。
※へちゃっぷりん補足:シーンやストーリーの正当化をしていくのはYES ANDの特にANDの部分に関わる、インプロでは重要な技術/姿勢となります。これを演者の全員で行うこと(全員がサポートをする)が、僕たちがしていくインプロの要諦となります

 ※(参考)インプロ・ゲーム アーカイブ

  へちゃっぷりんが主宰を務める「インプロsalon」作成動画(計100動画)

   ⇒興味があれば参考程度にご覧ください

  ・IGEA シーズン1(再生リスト:50動画)

  ・IGEA シーズン2(再生リスト:50動画)

  ※いずれも基礎の基礎の内容にて、トレーニングではやるかもですが、公演に使うものはほぼありません

 

<ミドルフォーム>

『ターンテーブル』
フォーマットの構造がお客さんも分かりやすい。自分の役に集中してれば良い…と思いきや、自分以外の3人が話してることを聞いていないと前に進めない、冷静と情熱の間のフォーマット。
①「ターンレフト」「ターンライト」の指示が鬼
②ぐんぐん物語が前に進んでいくの所に注目。

別バージョン

 

『フォローザリーバー』
袖にハケた役が主役になる、台本芝居では基本的にありえないフォーマット。
よく演劇で「そのシーンに出る前、その役が何を考えて何をしてたのか?ちゃんと考えて」って指導された経験がある僕としては、身になるフォーマットでした。
03:09 相手をハケさせるようなフザケ
08:19 自分の選択でハケ
16:00 私ですか?のハケ
メタ的な視点と役の生理でで遊べる、素敵なフォーマット


『ウォーターリリー』
※フォーマット名の付け方がお洒落
台本がない芝居で、舞台上の登場人物が多くなったり、関係性が複雑になったり、設定が多くなったりすると…覚えてられなくてパンクすると思います。けれどコレは全然大丈夫かなと思います。
この6人が20分弱のストーリーを、1つ1つシーンを積み重ねて紡いでいくのを見て欲しいです。

 

『リトルタウン』(裏切りの町)

とりあえず1回最後まで見てください。
「自分にこんなこと出来るのか?」と思いながら見るよりも、「演劇を楽しむ」感覚で見るのが吉。
きっとその感覚が、今後のインプロ体験を豊かにしてくれると思います。
またオレンジパンツで白シャツ蝶ネクタイの独特な演技をする彼ですが…彼が投げ込む熱量で物語が進んでいき、周りの面々が強かに支える姿も注目です。
テンポ良く進むので、個人的には20分には感じませんでした。
※お客さんに『インプロシーンのタイトルを貰う』
→結構これムチャ振りのような事があったりします。
→今回それをうまい具合にへちゃが『舞台上のプレイヤーがワクワクするような形に持っていく所』も実は玄人好みの注目ポイントかもしれません。

 

インプロ・ゲームについて

 こちらにて、インプロ・ゲームがいかに沢山あるかなど、少し解説をしていますので、上記の実演動画<ショートフォーム>を見た後で、興味があればご覧ください。

フォーマットの概略(ミドルフォーム/ロングフォーム)

 こちらにて、ミドルフォーム(中程度の時間)やロングフォーム(長時間)のフォーマット(形式)を簡単に解説していますので、上記の実演動画<ミドルフォーム>を見た後で、興味があればご覧ください。

パフォーマンスの種類

 こちらにて、構想しているパフォーマンス(公演内容)にはどんなものがあり、どのように進めていくかなどを、漠然とですが説明していますので、ご興味があればご覧ください。


<補足>シアターゲームとインプロ・ゲームの違い

 こちらで簡単な解説動画とともに、その違いが確認できます。

 

【共同発起人/協力者(へちゃっぷりん)について】

経歴

 こちらが、近年のへちゃっぷりんのインプロの経歴です。


参考書籍

 こちらが、へちゃっぷりんがインプロの活動の際に参考にしている書籍一覧です。

 

<補足>インプロとの出会い

 へちゃっぷりんとインプロとの出会いが知りたい人はこちらをお読みください。

 ※一般に公開している別のblogに飛びます。

  ⇒へちゃっぷりんのインプロへの見解が書いてあるので、更なるインプロの理解をしたい人は覗いてみると良いかもしれません。